ととのいながら美肌になるサウナの入り方
サウナ人気もブームの域を超え、若い世代でも新しい文化として定着したきましたね。
「熱くて苦しい」「おじさんが利用するもの」というイメージも一昔前。
ひとりでも、友だち同士でも、カップルでも楽しめるレジャー施設的な感覚で利用されることも多いですね。
サウナで“ととのう”をルーティンにしている人もいるのではないでしょうか。
疲労回復や免疫力アップなどさまざまな効果が期待できます。
今回は「美肌」にフォーカスし、サウナの活用方法をご紹介していきます。
サウナの効果
サウナには美容と健康に良いさまざまな効果があります。
サウナの『温熱効果』により、体が温まり全身の血管が拡がることで、血液の流れがとても良くなります。
血の流れがスムーズになると、細胞に血液を通して新鮮な酸素や栄養が届けられます。
それによって、疲労回復や、凝りや痛みの緩和、便秘や肌荒れの改善などさの効果が期待できるのです。
サウナからでた後は副交感神経が優位に働き、身体をリラックスモードにしてくれます。
この時に幸せホルモンといわれる「セロトニン」が放出され、心もリフレッシュできます。
これがいわゆる「サウナでととのう」という感覚ですね。
サウナに入ると代謝があがりやすくなり、脂肪が燃焼しやすい体質へと改善されていくので、ダイエット中の人は運動とサウナと組み合わせるとより効果的です。
また、サウナの熱刺激(深部体温を38℃まで上げること)によって、体内のヒートショックプロテイン(HSP)が増えるという点にも注目されています。HSPは傷ついた細胞を修復してくれますので、免疫力アップや、アンチエイジング効果が期待できます。
体温が1度上がれば代謝が12~13%アップ、免疫力は5倍になるといわれています。
便秘や冷え、生理痛の改善など、女性に多い体の不調にお悩みの方にもおすすめです。
〇疲労回復
〇美肌効果
〇ストレスの軽減
〇快眠効果
〇ダイエット
〇免疫力アップ
サウナの種類
サウナにもいくつか種類がありますが、大きく分けると「乾式」と「温式」に分かれます
乾式サウナ(ドライサウナ)
日本の銭湯でもよく見かけるタイプの一般的なサウナです。
「サウナ」といえばイメージされるものではないでしょうか。
蒸気を使わず、乾燥している室内サウナです。湿度が低いので汗をかくまで少し時間がかかります。
室温:80℃~100℃
湿度:20%以下
効果:疲労回復、肩こり・腰痛の改善、免疫力アップなど
湿式サウナ(ウェットサウナ)
乾式サウナとは逆で、湿度が高いサウナのこと。
ミストサウナやスチームサウナが当てはまります。蒸気やお湯、湯気で温度を上げていきます。
呼吸がしやすく高温が苦手な人でも入りやすいサウナです。
室温:40℃~60℃
湿度:100%程度
効果:美肌効果、快眠効果、保湿効果
フィンランド式サウナ
乾式サウナと湿式サウナの中間くらいのサウナです。
特徴としては、「ロウリュ」と呼ばれる入浴法。
熱したサウナストーンに水やアロマ水をかけて蒸気を浴びます。
ドライサウナが苦手な方にも入りやすいサウナです。
室温:80℃前後
湿度:20~30%程度
効果:保湿効果、疲労回復、代謝アップ、自律神経を整える
この他にも、遠赤外線の効果が期待できる「遠赤外線サウナ」、全身に塩を塗って入る「塩サウナ」、冷凍庫のような「冷凍サウナ」、煙を充満させる「スモークサウナ」など、色々な種類があります。
美肌におすすめのサウナの種類は?
乾式サウナも湿式サウナもどちらも『温熱効果』による美容と健康への効果が期待できます。
「美肌」を目指してサウナを活用するなら「湿式サウナ(ミストサウナ/スチームサウナ)」や「フィンランド式サウナ」がおすすめです。
乾式サウナは高温かつ湿度が低いので、肌や髪が乾燥してしまうことがあります。
お肌や髪の保湿、過ごしやすさなどから、湿度が高めのサウナが乾燥肌の方や女性には人気です。
アロマが使われているとさらにリラクゼーション効果もアップします。
他にも「塩サウナ」は塩と汗が混じることで、毛穴に詰まった古い角質を溶かしてくれます。
ただし肌に傷がある方はしみるので注意してください。
また塩サウナに入る場合はシャンプーやボディソープ、洗顔料は使わずシャワーで洗い流す程度に。
美肌効果を高めるサウナの入り方
サウナに入る前に
- しっかり水分補給をする
- サウナに入る前に水分をたくさん摂ることで、脱水症状を防ぎよりたくさん汗をかくことができます。
汗をかくことで自律神経が整う効果や血流が改善され美肌には良い結果が期待できます。 - 入浴前に体と体を洗う
- サウナに入る前に、顔や体を洗っておきましょう。
肌が柔らかくなり、サウナに入った際に汚れや皮脂などが浮き上がりやすくなります。
髪が濡れたままサウナに入ると、熱によるダメージを受けやすくなるため髪はサウナの入浴後に洗うと良いでしょう。
洗った後は身体についた水をよくふきとっておきましょう。
サウナの楽しみ方
- ①サウナに入る
- サウナにの種類にもよりますが、サウナに入る時間は6~12分を目安にしましょう。
最初は5分ぐらいでも大丈夫です。慣れてきたら、コンディションに合わせて時間を調整してください。
決してムリをしないことが大切です。
- ②水風呂に浸かる
- 水風呂に入る前は必ずサウナでかいた汗を流してから入るのがマナーです。
入るときは足元からじょじょに肩まで使っていきます。水風呂の時間の目安は1~2分です。
慣れない場合は浸からずに水をかけるだけでもOKです。 - ③外気浴(10分程度)
- 水風呂からあがったら速やかに外気浴にいきましょう。
椅子に座ったら目をつぶって呼吸に集中します。「ととのう」ゴールデンタイムは2~3分と言われています。
しっかり体を休ませます。 - ①サウナ→②水風呂→③外気浴のセットを3~5回繰り返す
- 肌の修復に効果的なヒートショックプロテインが増えるのは38℃以上といわれています。
サウナ10分で深部体温は0.6℃上昇すると言われていますので、数セット入ることで平熱から体温を上昇させることができます。
お肌の改善や、自律神経を刺激するためにも数セットの繰り返すことが効果的です。
回数にこだわら過ぎず、体調によって調整してください。 - ※休憩中に水分補給をする
- 熱中症や肌の乾燥を防ぐために、水分を摂りましょう。
水や、汗で流れた塩分を補給できるスポーツドリンクがおすすめです。
サウナの中はペットボトル持ち込み禁止のところも多いのでサウナとサウナの休憩中などに水分を摂ってください。 - ※汗はこまめに拭く
- 汗をそのままにしておくと、酸化してニキビや肌荒れの原因になります。
清潔なタオルを持ち込み、こまめに汗を拭きとりましょう。
サウナから上がった後は
- 汗を洗い流す
- サウナに入った後に髪を洗い、汗もしっかりシャワーで流しましょう。
- 水分補給をする
- サウナ前もサウナ中もサウナ後も、こまめに水分を摂ってくださいね。
- しっかり保湿する
- 汗をかいた後は、水分が不足してお肌も乾燥しやすいので、しっかり保湿してお肌に潤いを与えましょう。
サウナの注意点
ただしく入れば、身体と心を癒してくれるサウナですが、注意点もあります。
決して無理はせず、楽しい「サ活」を送ってくださいね
・お酒を飲んだ後は入らない
・食後は時間を空ける
・怪我や体調が悪いときは入らない
・時間より体調を優先する
・水分補給をこまめにする
・限界まで入らない
さいごに
美肌や体調改善などさまざまな嬉しい効果が期待できるサウナ。
自分も周りも気持ちよく入れるようにマナーを守って楽しんでくださいね。
サウナに入る目安の時間や回数をご紹介しましたが、あくまで体調優先で決してムリのないように。
ガマンは禁物です。暑い、苦しいと感じる手前で出るようにしましょう。
お肌にも体にもいいことずくめのサウナ、あなたの生活にも取り入れてみてはいかがでしょうか?
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