サウナで髪が痛むってホント?サウナは美髪の敵or味方?
サウナが美容にも健康にもメンタルにもいい!
と言われていますが、今回のテーマは「髪」
「サウナって髪に悪い?」
「サウナに入るときのヘアケアは?」
「シャンプーはどのタイミングですればいい?」
など「サウナと髪のギモン」をフカボっていきますね!
サウナは美髪の敵?味方?
結論からいうと
「正しいヘアケアを行えば、サウナは美髪の味方」
といえます!
でも、それを知らずにサウナに入ると髪を痛める原因になってしまうこともあります。
髪のために「やってはいけないこと」と「やった方がいいこと」をご紹介してきますね。
サウナと髪の関係
髪はうろこ状の「キューティクル」というものが防御壁になって、外敵刺激から髪を守り、髪の内側の栄養分を閉じ込めてくれます。
髪が濡れていると、キューティクルが開いた状態になります。
乾燥や熱などの外部刺激を受けやすく、また髪内部の栄養分や水分が流れ出てしまい、ダメージを受けやすくなってしまいます。
「乾燥」「高温」「濡れ髪」
サウナではありがちなこの状況が髪にとっては非常によくない、ということになります。
一般的なドライサウナは、温度が80~100℃、湿度が20%以下になりますので、かなり高温低湿の環境です。濡れた髪でそのまま入ってしまうと、髪に負担がかかります。
ミストサウナやスチームサウナはそこまで温度が高くなく、湿度も高いので(中温高湿)、あまり気にしなくても大丈夫です。
カラーやパーマをしたときにサウナに入っても大丈夫?
髪は温度が上がるほど膨張して、キューティクルのすき間が大きくなります。
その結果、髪内部のカラー色素が流れやすくなってしまうのです。
また髪が濡れている状態や、高温&高湿度の環境も色落ちしやすくなります。
パーマや縮毛矯正をかけた後などは、しばらくは髪質が安定しません。
美容院に行った後は、サウナに行くのは2~3日空けてからがベターです。
サウナで髪はキレイになる?
では、美髪のためにサウナは控えた方がいいのか、
というと、そんなことはありません。
サウナは、疲労回復や免疫力UP、美肌効果などさまざまなメリットがあります。
もちろん髪にとっても嬉しい効果が期待できます。
- 血行促進
- サウナの一番の効果が血行促進ともいえます。
サウナで体を温めることで、血管が開き全身の血のめぐりがスムーズになります。
髪の毛の成長は体の中をめぐる血液によって大きく左右されます。
血行促進効果の高いサウナで、血液から栄養をもらうことによって健康な髪の毛を保つことができます。 - 質の良い睡眠
- サウナに入ることで体が温まって、入眠しやすくなり、質の良い睡眠がとりやすくなります。
髪の毛は寝ている間にダメージを修復して成長しています。
血行促進によって髪に栄養を届けて良質な睡眠をとることで「成長ホルモン」分泌を高めてハリコシのある健康的な髪を保つことができます。 - 毛穴汚れがキレイになる
- サウナに入ると体が汗をかこうとします。
頭皮の毛穴につまった皮脂汚れなどを汗と一緒に浮き上がらせてくれます。
シャンプーだけでは落ちにくい毛穴汚れを除去することができるのは嬉しいですね。 - 自律神経をととのえる
- 自律神経が乱れると、血液の循環が悪くなり、髪まで栄養が行き渡りにくくなります。
そのため薄毛や抜け毛の原因になってしまうことも。
土壌のお花にたとえると、血液(栄養)が行き渡らないと、髪の毛(花)が元気に生えてくることはないですよね。
サウナの温冷交代浴をすることで自律神経を整えることができ、美髪の土壌となる健やかな頭皮を保つことができます。 - ストレス解消
- 過度なストレスは薄毛や抜け毛の原因にもなります。
サウナ・水風呂、その後の外気浴を行うことで、リラックス状態を作り出し、ストレスを解消することができます。
ストレスを感じている方はサウナでゆっくりリラックスするのもおすすめです。
サウナでやりたい美髪ルーティン
「サウナに入りたい!でも髪が痛むのはイヤ」
と思っている方も、サウナ時の正しいヘアケア方法がわかっていれば、サウナに入りながら美髪を目指すことができますよ。
サウナでのシャンプーのタイミングは?
濡れた髪でサウナに入るのはよくないからシャンプーはサウナの後で、と考える方もいるかと思います。
マナーとしては、サウナに限らず銭湯や温泉なども、入る前に頭と体を洗ってから入るのが◎
シャンプーで汚れを落としてからの方が発汗もよくなり、毛穴から老廃物の出やすくなります。
サウナ時のシャンプーのポイント
- 熱すぎないぬるま湯で洗う
- 保湿力の高いシャンプーを使う
- しっかりと泡立てて洗う
- 髪ではなく、頭皮をマッサージするイメージで洗う
- しっかりとすすぐ
- トリートメントは頭皮ではなく髪にだけつける
サウナで汗をかいた後は、頭や体を洗わないと気持ち悪い、と思う方もいるかもしれませんが、入る前にきれいに洗っておけば問題ありません。
汗をかくことで毛穴汚れも浮いてくるので、気になる方はもう一度洗っても構わないです。
短時間で頭や体を洗いすぎると、必要な皮脂まで洗い流し余計に皮脂を分泌してしまいます。
皮脂のバランスを守るためにも、サウナ前にしっかりと頭と体を洗ってサウナ後は軽く流す程度でもじゅうぶんです。
美髪ルーティン【サウナ前】
髪が濡れているとダメージを受けやすくなりますので、髪は乾かしてから入るようにしましょう。
シャンプー後、摩擦をかけずにタオルで挟み込むようにしてタオルドライをして水分を切ってからドライヤーで乾かします。
ヘアオイルやヘアクリームなどを塗っておくとサウナの熱から熱から髪が保護されます。
サウナの前は熱によって髪を補修してくれるタイプの「洗い流さないトリートメント」もおすすめです。
毛先を中心にして髪全体に薄くつけましょう。
髪にヘアケア剤をつけてサウナに入る場合は、液ダレしにくいタイプのものを選びましょう。
タオルやターバンを巻くなど、ケア剤がサウナ室に流れ落ちないように配慮を忘れないようにしてくださいね。
美髪ルーティン 【サウナ中】
サウナ室ではサウナハットをかぶるか、タオルを頭に巻きましょう。
頭皮が熱にさらされ続けると、薄毛や抜け毛の原因にもなってしまいます。
ハットやタオルをかぶることで髪を乾燥と熱ダメージから守り、また「のぼせ」を防止できます。
タオルでも効果はありますが、サウナハットはサウナ専用に作られたものですのでタオルに比べて断熱性に優れています。素材や効果など様々なものが出ていますのでお気に入りを見つけると、サウナがもっと楽しくなりますね。
またハットやタオルが濡れていると、髪にとってはよくないので乾いたものを使ってくださいね。
美髪ルーティン 【サウナ後】
髪をぬるま湯で洗い流し、優しくタオルドライした後、ドライヤーで早めに乾かしてくださいね。
最後にオイルやクリーム、洗い流さないタイプのヘアトリートメントなどで髪を保湿しましょう。
サウナで美髪を目指そう
サウナでありがちな「高温」「乾燥」「濡れ髪」は美髪の敵。
でも、しっかりヘアケアして入ればサウナは美髪の味方です。
髪にとってもメリットが大きいサウナ、「美髪ルーティン」を実行して、健康的な髪をキープしてくださいね。
おすすめアイテム
熱を味方にダメージ補修
サウナ前、サウナ後に。
髪を保護して補修する
サウナ後の髪とお肌にうるおいを
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