朝シャンっていいの?悪いの?結局、どっちが正解? 朝シャン or 夜シャン
■朝シャン? or 夜シャン?
朝派?夜派?
あなたはいつシャンプーしてますか?
美髪のキホンは「洗う」「乾かす」「保湿、保護する」
朝でも夜でも、しっかりケアできていれば問題ないのですが、結論からいうと「夜シャン」がおすすめです。
朝シャンがNGというわけではないですが、朝シャンするときには気を付けてほしいポイントがあります。
なぜ夜シャンがおすすめなのか、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
■朝シャンのメリットは?
夜シャンがおすすめと、お伝えしましたが朝シャンならではのメリットももちろんあります。
朝シャンのメリット3つ
- ① 頭皮を刺激して目覚めスッキリ
- 眠っている間はリラックスするときに働く副交感神経が優位になっています。
朝になっても、なかなか目が開かない、頭がぼーっとする…
という方も多いのではないでしょうか?
朝シャンすると、頭皮が刺激され、交感神経が活性化されるので、シャキッと目覚めることができます。 - ② 汗や皮脂を洗い流して頭皮のニオイを防ぐ
- もともと皮脂の分泌が多い方や汗っかきの方、またジメッとした暑い夜などは、寝汗で頭皮のベタつきや、ニオイが気になることがあります。
また朝からジョギングやジムなどの運動をルーティンにしている方もいますよね。
汗をかいた頭皮をそのままにしていると、汗に雑菌が繁殖して生乾きのようなニオイが気になることも。
朝シャンすることで、頭皮の不快感をキレイに洗い流してスッキリ爽やかに清潔感のある髪と頭皮にリフレッシュできます。 - ③ 朝のヘアスタイリングがキレイにきまる
- 寝ぐせをリセットできるのも朝シャンのメリット
髪についたクセは、髪を水に濡らしてから乾かす必要があります。
朝シャンの後、髪を乾かすときにくせをリセットできるので
思い通りのヘアスタイリングができます。
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■朝シャンのデメリットって?
朝シャンすると、カラダの活動スイッチが入って、汗とニオイを洗い流して頭皮をリフレッシュできて、スタイリングもキレイにきまる!
といいことだらけのように思えますが、「朝シャンは髪に悪い」ともいわれています。
ホントのところどうなのか?みていきましょう。
朝シャンのメリット4つ
- ① 髪の成長のゴールデンタイムが活かされない
- 夜の10時から午前2時までは髪の成長ホルモンが脳から分泌されるゴールデンタイム。
その時に髪や頭皮がキレイな状態だと、健康な髪が育まれやすくなります。
夜にシャンプーをせずに寝てしまうと、頭皮に残った皮脂やホコリが毛穴に詰まり、雑菌が増えて抜け毛や薄毛などの頭皮トラブルに繋がりやすくなってしまいます。 - ② ヘアケアの時間が不十分になりがち
- 夜に比べると、朝は通学や通勤、お出かけなど、どうしても時間に追われることが多くなります。
慌ただしいなか朝シャンをすると、シャンプーやトリートメントが十分にすすげなかったり、ドライヤーで乾かす時間が足りなかったりと、ヘアケアの時間が十分にとれないことが起こりやすくなります。
シャンプーやトリートメントのすすぎ残しは、頭皮の毛穴がふさがって「かゆみ・フケ」など頭皮トラブルの元に。
また髪を十分に乾いていない髪はダメージを受けやすく「切れ毛」などの原因になります。
朝シャンをするときは、じゅうぶん時間に余裕を持って行いましょう - ③ 日中のダメージを受けやすい
- 健康的な髪は、花粉や紫外線などの刺激から守ってくれる薄い皮脂の膜が張られた状態になっています。
シャンプーすることで、古い皮脂膜が洗い流され、また時間をかけてゆっくりと新しい皮脂膜が作られる仕組みになっています。
朝シャンの後に外に出かけると、皮脂膜が洗い流された無防備な髪の状態のまま外部刺激をもろに受けてしまいます。
とくに紫外線の多い夏や乾燥が激しい季節、花粉が多い季節は注意が必要です。
朝シャンした後は、アウトバストリートメントやヘアオイルなどで髪を保護しましょう。
- ④ 髪に必要な皮脂まで落としてしまう
- 夜シャンもして、さらに朝シャンをもする、という方や1日に2回以上シャンプーをする方に多いのが洗い過ぎによる皮脂の過剰分泌です。
頭皮の健康のためにはちょうどいいバランスの皮脂分泌されていることが理想です。
洗い過ぎなどにで皮ふが乾燥すると、逆に皮脂が過剰に分泌されてしまい、ベタつきやニオイの原因になることも。■朝シャンとの上手な付き合い方
朝シャンにはメリット、デメリットがありますが目覚めスッキリ&スタイリングもやりやすくなるので、「朝シャンがいい!」という方もいるのではないでしょうか
髪の健康と成長のためには「夜シャン」を習慣にして、頭皮のベタつきやニオイ、寝汗や寝ぐせが特に気になるときなどに必要に応じて「朝シャン」を取り入れるのがおすすめです。
「朝シャン」にする場合は時間に余裕をもって、ポイントをおさえてヘアケアしましょう
朝シャンのポイント
-
- 正しいシャンプー方法で、すすぎは3分以上行う
- 頭皮からしっかり乾かす
- 洗い流さないトリートメントで髪を保護する
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■夜シャンのメリットは?
髪もお肌と同じで夜寝ている時に育まれます。
お肌も夜クレンジングをして、リセットしてからスキンケアをするように、髪も夜きれいに汚れを落としてから、栄養を与えてあげると寝ている間に成分が髪に行きわたり、髪の成長が促されます。
髪と頭皮の健康のためには「夜シャン」がおすすめ✨
夜シャンのメリット3つ
- ① 髪の成長を促す頭皮環境を整える
- この理由が1番です!夜、寝ている間に髪が育まれるので、そのためには、スタイリング剤や皮脂などの頭皮の汚れを落として頭皮を清潔な状態にしておくことが大切です。
- ② 日中の髪のバリア機能を整える
- シャンプーすると、汚れとともにと頭皮の皮脂も洗い流され、そして、またゆっくりと皮脂膜が作られます。
皮脂は多すぎると、ベタつきや毛穴つまりに繋がりますが、髪や頭皮を紫外線や乾燥からも守る大切なバリア機能があります。
夜シャンの後は、寝ている間に皮脂が適度なバランスで分泌され、日中の外の刺激から髪や頭皮を保護してくれます。
朝シャンの場合は、十分なバリア機能を果たせず、髪がダメージを受けやすくなります。 - ③ シャンプーからヘアケアまでの時間の余裕がある
- 朝とは逆に、夜は時間に追われることがないので、気持ちにも余裕が生まれます。
シャンプーするときはリラックスしながらゆっくり頭皮をもみほぐして洗うとマッサージ効果を得られスキャルプ効果も期待できます。
シャンプー後には、しっかりすすぐことが大切ですが、「時間がなく慌ててすすぎ残してしまう」ということもなくなります。
また髪を洗ったあとにはドライヤーでしっかり乾かす時間もあるので、ヘアケアをする時間が確保しやすくなります。
■夜シャンのデメリットって?
夜シャンのデメリットは特にありません。
朝シャン、夜シャンどちらにもいえることですが、シャンプーとその後のケアまで行えるように時間に余裕をもって行うようにして美しい髪と頭皮を育んでくださいね
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■朝と夜、2回シャンプーするのはアリ?
朝シャンと夜シャンのいいとこどりで、朝と夜の1日2回シャンプーすればいいんじゃない?
と思う方もいるかもしれませんが、1日に2回以上シャンプーするのは洗い過ぎです。
必要な皮脂まで取ってしまうので、シャンプーは1日1回までで十分( ´꒳`)
夜のシャンプーで一日の汚れを落としても真夏の朝や日中、どうしても汗やニオイが気になるときは、皮脂を取り過ぎないように、お湯だけで洗う「湯シャン」にするのもおすすめです。
また「ドライシャンプー」には皮脂を吸着する成分が入っているものがあるので使ってみるのも一つの方法です。
■まとめ
「夜シャンがおすすめ」とお伝えしていますが、その理由を知ったうえで、朝シャンでも夜シャンでもジブンが気持ちいい方法を選んでくださいね
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