美容に効く？ココロとお肌を整えるマインドフルネス・ビューティ
「マインドフルネス」というコトバ、聞いたことありますよね
ストレスからココロの健康を保つ方法として多くのに取り入れられています
「Your skin comes from inside」
（あなたの肌は内側から作られている）
という言葉があります。
マインドフルネスで心を整え、内側から輝く美肌を目指しましょう
■マインドフルネスとは
マインドフルネスのルーツ
実はマインドフルネスのルーツは古く、もともとは仏教の瞑想法にあるといわれています。
仏教では「サティ（Sati）」とよばれるココロのあり方が重要視されてきました。
サティは、ある物事を心に留めておくことを意味し、気づき、記憶、念などと表現されます。またサティの英語訳が、マインドフルネスと言われています。
現代のマインドフルネスの起源は、アメリカのマサチューセッツ大学医学部が開発した「マインドフルネスストレス低減法（Mindfulness-based Stress Reduction、 MBSR）」と言われています。
マインドフルネスは、もともと仏教の教えが起源ですが、MBSRは万人にうけるマインドフルネスの一種です。
現代ではうつ病や過度のストレスなどの精神疾患の増加に伴い、心の豊かさを養うマインドフルネスの効果に注目が集まっています。
マインドフルネスの本質
「”今ここ”にただ集中している心のあり方」
雑念を持たず、リラックスしてただ今だけに集中して研ぎ澄まされている状態。
呼吸やカラダの感覚、思考や感情など、自分の内側の体験の意識を向けありのままを受け入れて観察します。
無理していないのでストレスもありませんし、最も自分の力を発揮できる状態でもあるわけです。
マインドフルネスとは、そんな状態や、それを目指すプロセスを指します。
マインドフルネスと日本の文化・思想
日本で「只管打坐（しかんたざ）」と呼ばれる座禅の姿勢があります。
雑念にとらわれずに「今ここ」に意識を向けるという点でマインドフルネスにとてもに近いといえます。
また茶道や華道、書道など日本古来の「道」の実践にもマインドフルネスの要素が多く含まれています。
雑念を取り払い「今ここ」に意識を集中して、それぞれの所作を丁寧に行うとことで、心を磨き、自分自身を見つめ直すことができます。
マインドフルネスの活用分野
マインドフルネスは今ではさまざまな分野で誰もが取り組みやすい方法で広まっています
医療・心理療法
うつ病の再発予防や、慢性疼痛や癌や、身体疾患の治療などもっともマインドフルネスが積極的に取り入れられている分野です
ビジネス
グーグルやアップルなど世界的企業でもマインドフルネスが取り入れられています。
ストレスマネジメントや集中力の向上、リーダーシップ開発など、仕事のパフォーマンスを高める効果が期待されています
教育
集中力や情動コントロールの向上、ストレス耐性の強化など、こころの教育として大きな期待が寄せられています。
■「マインドフルネスのやり方
呼吸の瞑想
マインドフルネスの基本は「呼吸の瞑想」
毎日10分間がおすすめ。続けることでカラダの小さな変化に気付きやすくなります
｟ポイント｠
・ラクな姿勢で自然に呼吸し「おなかや体が膨らんだり、しぼんだりする感覚」に意識を向ける
・考え事が浮かんだら、それに気づいて呼吸に意識を戻す。考え事が浮かんでも自分を責めない
■「マインドフルネスの効果
ストレスの軽減
まず最初に挙げられるのが「ストレス軽減」効果です。
マインドフルネスの実践を続けることでストレスを感じにくくなりことがわかっています。
ストレスフルな状況でも心身のダメージが小さくなります。
集中力アップ
情報であふれている現代ではひとつのことに意識を集中することが難しくなっています。
「今ここ」に意識を集中するチカラを養うので、散漫になりがちな心をコントロールする練習になります
心の余裕と自己洞察
自分の内面をありのままにみつめる練習は、心に深い気付きをもたらします。
かたよっていた思考のクセや感情のパターンに気づくとそれに振り回されずに済むようになります。
心に余裕が生まれ、客観的な視点で柔軟に対応できるチカラが養われます。
■マインドフルネスの美容への効果
よく知られているようにストレスは美容に大きなマイナス影響を与えます。
肌の老化を促進し、乾燥やニキビ、くすみなどの肌トラブルの原因になります。
これは、体内で分泌されるストレスホルモン「コルチゾール」によって、皮膚細胞が炎症を引き起こしやすくなるためです。
マインドフルネスを習慣化することで、コルチゾールの分泌を抑制し、結果的に肌の健康を保つことが期待されます。
マインドフルネスは副交感神経を活性化しリラックス状態に導き、ストレスによる肌へのダメージを軽減します。
■マインドフルネス・スキンケア
毎日のスキンケアやボディケアにマインドフルネスを取り入れと、ストレスから解放されリラックスしやすくなります。
副交感神経がはたらき、肌のコンディションが整いやすくなります。
フレグランスやアロマを活用
リラックス効果を得るために「香り」はとても効果的です。
スキンケアの前にアロマデュフューザーや、お気に入りのフレグランスを使ってその香りをゆっくり感じましょう。
心と体の緊張をほぐし、リラックスした状態でスキンケアを行うことでより美容効果が高まります。
手のぬくもりや、テクスチャ―を感じる
化粧品を肌に塗りこむときの手のぬくもりや感触、化粧品のテクスチャ―や色、香り、美容成分が浸透してうるおっていくイメージしながら、ゆっくりと呼吸しながらスキンケアを行いましょう。
リラックス効果のある精油が使われたスキンケアアイテムを使うのもおすすめです。
肌のコンディションに意識を向ける
自分の肌と対話するように手のひらの感覚に意識を向けてみましょう。
肌は自分の内面の状態を表していることを忘れずに、肌の状態を観察し、小さな変化に気づき、肌と心のコンディションを整えていきましょう。
■まとめ
心のケアが美肌の鍵となります。
毎日のスキンケアにマインドフルネスを取り入れて、より健康的で美しい肌を手に入れてくださいね
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