紫外線対策は日焼け止めを塗るだけ? 日焼け前後のケアがポイント
■「キレイの大原則」3つのやらないリスト
私たちは毎日のスキンケアにはじまり、特別な日のスペシャルケアも
いつもキレイのために努力を重ねていますよね。
「キレイは毎日の積み重ね」
まずは、この3つを徹底していきましょう。
- 日焼けをしない
- 乾燥させない
- 摩擦をしない
共通するのは「お肌に炎症を起こさせない」ということです。
今回の記事では「日焼けをしない」について気をつけるポイントを紹介していきます
肌の老化の7割は紫外線を浴びて日焼けすることによる「光老化」と呼ばれるものが原因です。
紫外線対策といえば、日焼け止めを塗ったり日傘やサングラスをかけて日差しを遮ることがキホンですね。
実は日焼け止めを塗る前の「保湿」ケアと日焼けをした後の「冷却&保湿」が大切です。
日焼け前後のお手入れも気を抜かずに行い、肌トラブルを防いでキレイを磨いていきましょう。
■日焼け止めを塗る前にしっかり「保湿」
意外と知られていないかもしれませんが、紫外線対策に重要なのは「保湿」
日焼け止めを塗ると肌が乾燥しやすくなり、肌が乾燥するとさらに日焼けしやすくなるという悪循環になってしまいます。
肌の乾燥はバリア機能が低下している状態です。
肌の水分量が少ない乾燥肌の方は日焼けのダメージを受けやすいので要注意!
日焼け止めを塗る前に化粧水などでたっぷり水分を与えて、必ず乳液やクリームなどの油分でフタをするようにしましょう。
ベタつきが気になるからと乳液やクリームを塗らずに日焼け止めを塗るのはNG×
しっかりと保湿することで肌のキメが整い、塗りムラもできにくくなり紫外線防止効果もアップします。
毎日のスキンケアでお肌のうるおいをキープ
日焼け止めを塗ることも欠かせませんが、同じくらい毎日のスキンケアで肌に充分なうるおいを与えることが大切です。
肌を紫外線ダメージから守るためにも、1年を通じて紫外線対策と乾燥対策はセットで行い、美肌を保ちましょう。
■焼かない!正しい日焼け止めの使い方
日焼け止めを塗るタイミング
スキンケア終了後は5分ぐらいおいてしっかりと保湿成分が肌になじんでから日焼け止めを塗りましょう。
スキンケア終了後、メイクをする前に塗るのがベストです。
化粧下地を使う場合は下地の前に日焼け止めを塗ってください。
日焼け止めは塗ってから効果が出るまでに30分程度かかるので、外出の直前ではなく時間に余裕をもって塗るようにしましょう
顔には5点置きしてたっぷりと
日焼け止めの効果を発揮するには思っているより多めの量が必要です。
顔に塗る量は約0.8g、クリームや乳液タイプならパール粒ふたつ分、
ローションタイプなら1円玉効果2枚分を目安に両ほほ、額、あご、鼻の5点に置きます。
指のハラを使って顔の中心から外側に向かってていねいになじませていきます。
日焼け止めを重ね塗りするとムラなく塗れて効果が持続するので、顔全体に塗ったら同じ量をもう一度全体に塗りましょう。
最後に両手を手のひらで包み込むようにゆっくりと抑えます。
首元・デコルテ部分
「デコルテまで顔」の意識で、しっかりと日焼け止めを塗りましょう。
親指以外の4本の指を使って首筋からあごの下に向かって日焼け止めを伸ばしていきます。
ボディ
塗る範囲が広いボディは、日焼け止めを容器から直接肌の上に線状に出して塗るのがおすすめです。
手のひら全体を使い、大きく円を描くようになじませましょう。
日焼け止めは塗り直しが大切
日焼け止めを塗った後に汗や水分、皮脂や摩擦などで落ちてしまいます。
2~3時間おきに塗り直して紫外線をブロックしましょう。
メイクをしている上に、乳液やクリームタイプの日焼け止めを重ねるとファンデーションが崩れてしまうことがあります。
その場合は、まずティッシュなどで過剰な皮脂を抑えた後にスプレータイプの日焼け止めを使うのがおすすめです。
パウダータイプの日焼け止めを重ねて使うと、メイク崩れの防止にもなり、紫外線対策の効果がより高まります
肌や髪に紫外線を浴びない対策
日焼け止めを塗るのはもちろん、肌や髪、そして目から入ってくる紫外線などにも気を付けて対策をしましょう
- 日中は外出を控える
- 日陰を利用する
- サングラスをかける
- 日傘をさす、帽子をかぶる
- 肌を露出しない、ストールを巻く
去年の使い残しの日焼け止めは使わない
去年使って、残ったままの日焼け止め、使ってませんか?
日焼け止めは一度開封すると空気に触れて酸化しやすくなり劣化の原因に。
古くなった日焼け止めは十分な効果が発揮できないので、ワンシーズンで使い切りましょう。
■日焼けした後は素早いケアがポイント
保湿もしたし、日焼け止めもちゃんと塗ったし、日傘もサングラスもして紫外線対策はカンペキ!
と思っていても「うっかり日焼け」することありますよね。
紫外線を浴びた後すぐに変化は見られませんが、数時間後に皮ふが赤くなり8~24時間後には痛みがひどくなることがあります(サンバーン)
さらに数日後に色素沈着が進行して肌が黒くなります(サンタン)
肌が赤く、ほてりを感じるのは、肌のSOSのサイン。
すばやくケアして日焼けのダメージを最小限に抑えましょう
素早く冷やして保湿する
日焼け後、肌にほてり、赤み、痛みを感じたたときは、肌が軽いやけどで炎症を起こしている状態です。
まずは冷やして熱を抑えましょう。
ほてった肌に冷水で濡らしたタオルや、布でくるんだ保冷剤などを当てます。
ほてりが取れてひんやり感じるくらいまでクールダウンできたら化粧水や乳液、クリームなどでしっかり保湿しましょう。
パーツ別に日焼け後のケアをご紹介しますので参考にしてくださいね。
ー顔
日焼けした肌は刺激に対して敏感です。
特に顔は皮ふが薄くデリケート、肌に負担を与えないように、保湿アイテムは敏感肌用など低刺激のものを選びやさしく丁寧になじませるようにしましょう。
―体
脚、腕、背中など広い範囲に日焼けをしてしまったら、冷たいシャワーや水風呂などで効率よく冷やしましょう。
十分にクールダウンできたら、ボディジェルやボディミルクなどで忘れずに保湿を
―髪・頭皮
日焼けした後は髪も乾燥してダメージを受けています。
シャンプーの際は、ゴシゴシこすらないように優しく洗いましょう。
シャンプー後のヘアケアをいつもより念入りに。
ヘアマスクやトリートメントを付けた後に、ラップ→蒸しタオルを重ねて、少し長め(10分程度)に放置すると美容成分が髪に浸透しやすくなります。
アウトバストリートメントなども併用しながら、髪にもたっぷり、うるおいと栄養を与えてあげましょう。
日焼け後やりがちなNG行為
しっかり保湿しようとして、焼けた肌に化粧水を叩き込むようにパッティングしていませんか。
とてもデリケートになっている肌に刺激は禁物。
ハンドプレスでやさしくなじませましょう。
マッサージなども刺激になってしまうため日焼け後は控えましょう。
日焼け止め前後のケアでしっかり紫外線対策
日焼け止めを塗る前に「保湿」
日焼け止めは、メイク前にたっぷり塗って、2~3時間おきに塗り直し。
日焼けしてしまったら「冷却&保湿」
24時間365日「保湿」を意識して、一年中キレイな肌を目指しましょう✨
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